最終巻

志村先生の『娘の家出』最終巻をやっと読んだ。
本当は発売日に購入していたんだけど、ここ数日気持ちの中でゆっくり読む暇もなかったのもあって今日になってしまった。



感想としては、やっぱり良い作品だわという思いと、あれこれまだ掘り下げられないかな?という思いが交錯しました。
まだまだ登場人物の人生を読みたいなぁ。
連載元のせいなのかはわからないけど、こんなにも待ちわびた作品はないですな。

無罪放免にはならず

結果は悪性ではないとの診断だった。
ただし、CA125の値が49(術前)なので、卵巣がん以外の可能性は否定できない。
消化器系とか。
あと、腹水が少し溜まっているが、腹水からはがん細胞は出てこず。
来月採血の結果次第で、下がっていたら終わりかなとのこと。


取り合えずひと安心ではない…?
まだまだマーカーに左右される日々ですね。
ただしおい腹水が溜まっているなんて聞いてないぞ!
それに術後は、必ず採血するんじゃないの?
まぁ結果すぐ下がるもんじゃないからこそ、時間が必要なのかもしれないけど。
これで上がっていたらどうなるんだろう…。



とまあ卵巣がんではないって、陰性だってわかった途端、勝手な思い込みかもしれないが、病院にもやもやもやもや。
何度も検査するのは患者にも、医者にも負担があるんじゃないのかなー。

やっと

明日結果が出る。
それまで余計な知識を入れすぎたかな。
疑問点が沸いてくる…。


今回の手術では、子宮は摘出していない。
卵巣がんの基本、悪性の疑いがあるのであれば何故摘出しなかった?
病院の設備が小さいからなんたらと聞いていて、抗がん剤治療後八月に手術と話していた記憶はあるがこのことなのか。
目に見える形での転移はなかったようだけど、今の現状は果たしてどうなのか。


もどかしい。
死の宣告なのか、それとも。
予後が悪い、抗がん剤が聞きにくい種類がある、5年生存率が悪く、進行して初めて気が付くケースが多い…。
悪い情報ばかり。


今はただただ悪いことしか考えられないので、偶然に飲み会に誘われたので良かった。

結果はまだか

出るのがまだ先なのが本当にやきもきする。
またまた余計な情報ばかり目に入ってしまう。
あーだめだ。


迅速病理とかで判明しないのか?というのは、多分そこまでの設備がないということだろう。
とにかく先生が多分ガンだろうが、まだ確約できない、としか言わないのが本当に悩ましい。
一ヶ月先って…。
他の方のブログとか読んでいると、2〜3週間で判明しているのが羨ましい。


医者は母に何て言ったのか?
ガンかもという言葉?
言葉は本当に難しい。
医学書片手に先生の話なんぞ聞いたら本当に嫌な家族だよな…。
逆に自分が仕事場でそれをやられたら、信用されてないって感じるよね。
専門家ではないのに、なんて野郎だって。


次は初めての先生。
悩み所は、はたしてガンなのかという点だけではなくて。
治療法はガイドラインに沿ってやるから、あとはまだ取ってない子宮等の外科手術を、少しでも症例が多い病院にするか。
ただし、県内一の実績が大学病院でも、担当医が多い=一人一人の症例は実はそこまででもない?ということか?
転院なり、それを次の診察で自分が言って良いのか。
母の思いは。
まだ結果が出ていないから、今はなんとでも言えるだろう。


セカンドオピニオンや、新たに外科手術の日程調整をお願いするとなると、進行してしまうのではないか?とか悩む。
卵巣がんは5年生存率が低いのが本当に嫌。
ステージ?以降目に見えて低くなっている。
発見もステージ?以降が多いとの記述も、読めば読むほど破り捨てたくなる。
今、どんな舵取りをしても、後で後悔するんだろうな。


とにかく今やれることは何か。
情報収集と、毎日母に電話することだ。
勝手な思い込みはしないよう。

喜びから一転

図書館で見つけた本を読んでいると、ん?となる記述を発見。


母は今回、卵巣が二回転捻れていた。
つまり、【卵巣腫瘍茎捻転】を起こしていた。
がんの可能性を意識するあまり、今まで確認していなかったのだが、卵巣腫瘍茎捻転の記載があったので、何気なく読んでいると以下の文章があった。


「癒着があると卵巣腫瘍茎捻転は起きにくい」
「悪性卵巣腫瘍では発現しにくい」


ネットでも、askdoctorに、落合病院の近藤先生が『茎捻転は、周囲との癒着が少ない良性腫瘍で多く、癒着が多い悪性腫瘍では少ない』との記載を確認。
確か術後『殆ど癒着はしていなかった』との先生はおっしゃってた記憶が。
これはもしや…。


当然先生は、悪性の可能性が高いとおっしゃっていたので、あまり希望を持ちすぎることはないかと思う。
『少ない』=悪性の可能性もありうるということだしね。
ただ、記述通りで、実際に何もなかったらば、とても嬉しい。


本当に意識が毎日ぐわんぐわん影響され、落ち込む毎日。
『何故検診を受けてなかったのか』『頻尿や、排泄の痛みがあったならば気が付くはずでは』『今何故母に?』等もしももしもが頭を過る。
少しは自分の気持ちが楽になるかな。
母や父、兄にはまだ伝えないでおこう。
もしもの可能性があるし。
でも本当だったら嬉しいな。


って手術日を確認してみたら、『癒着はあったが』って書いていた自分。
うーん…。
癒着=ガンではないんだろうが…。

調べれば調べるほど

確かな情報かどうかわからない。
卵巣がんはサイレントキラーで発見が遅くなりやすく、その分治療が間に合わなくなりやすい、再発も多いということが本当に悩ませる。
結果はまだ出てないから不安になる必要はないのだろうが。
そもそもどこまで情報を知るべきなのか。
これは患者にしてみれば、不安で一杯だよなー。
結局完全に安全とは言い切れないのだから。
気がつかない間に進行しているかもしれない。
どーすりゃいいのよ。


近所の図書館には、幸いなことに卵巣がん関係の書籍が多くあり、読んではみたが、ただ不安要素を強めるだけになりつつある。
読みたかった本は、都立図書館にあるようので、行ってみることにした。
国会図書館よりは気楽だろうし。

仕事は相変わらず。
辞めたいモード続く。
次の休みは潰れることが判明。
疲れとストレスは増えるが、気が紛れるから良いのかな‥。
結果を聞くのが怖いなー。

確認事項

次に検査結果を聞きに行く前に、確認しておくことの候補。


国立がんセンターに載っていた情報の再確認
・近所のがん拠点センターへの相談を利用? 具体的に検査結果や、患者として知っておくべきことの確認
・具体的に転移等はどうやって調べるのかとか?
・検査結果から、どのような病気の可能性があるのか。また、どの程度進行しているのか。
・どのような治療法があるのか、それぞれの治療法の効果。治療後の生活への影響。追加治療が必要となる可能性はあるか。
・治る確率はどのくらいか。転移、再発の可能性や治療後の生存率はどのくらいか。
・治療後の副作用や後遺症の可能性。それぞれへの対処法。
・化学療法について。


・個人的に車の運転再開をする。要練習?


今はとりあえずは問題ないようだけど、帰省中父も倒れたのには堪えた。
この先どうしよう…。
もし、もしも、母に大きな問題がないとしてもだ、次にこういう話がまたないと誰が言い切れるのか。
やはり兄か私が近くにいた方が良いのだろうか、となると兄は家族があるし、やはり私なのかな。


近所の大きな本屋さんにて、医学書を立ち読み。
なるほどと思うことしかり。
例えば何故エストロゲンの追加検査をするのか、という問いに、これこれが疑われるからという記述があって。
というかその場で確認しないといけませんね。
母にはその気力がないようなので、せめて自分はわかっていたい。
そんなことして、何か意味があるのかと聞かれれと、絶対に意味はあると思いたい。


立ち読みなので、じっくりと読むのはできず。
ガイドラインとか、ちんぷんかんぷんな単語ばかり。
一般の図書館にはないだろうから、国会図書館にでも行けばコピーできるのか?
行くまで時間はかかるけど、行ってみようかな。
というか医学書はコピーできるのかしらん。
楽譜みたいなものでしょ?